- 「弁護士は誰にお願いしても同じでしょ」
- 「債務整理なんて近所の弁護士事務所でやればいいんじゃない?」
- 「ネットで最初に出てきた弁護士に依頼すればいい」
それは間違いです。そう考えて失敗された人が多くいるのが事実です。
よくある事例としては次の通りです。
- 債務整理の依頼後に連絡が無い、もしくは遅い
- 相場よりも報酬額を多く請求されたりする
- 弁護士に連絡がつかない、電話をつないでくれない
こんな弁護士事務所にあたるのは絶対に避けたいですよね。
債務整理に強い弁護士を選ぶための7つのチェックポイント
弁護士事務所でも差はあるのでしょうか?
債務整理をお願いする時は、次のチェックポイントを参考にしてみてください。
1.債務整理の実績
弁護士事務所の運営歴、HPやCMなどを見て実績の数をチェックします。実績を見るのは債務整理が簡単ではないためです。
例えば、任意整理の場合は、クレジットカード会社や消費者金融などの債権者と交渉して、私たち債務者に対して有利な条件で着地させなければなりません。実績が無いと交渉すらしてくれない金融会社もあるくらいです。
また、実績があればその分報酬が高い場合がありますが、有利な条件で交渉をすすめてくれるのであれば、やや報酬が高くても依頼するべきです。
2.弁護士の在籍数
弁護士の在籍数が多いかどうかをチェックします。
債務整理において最終的な交渉や手続きは弁護士が行います。ですが、細かな書類の作成などは事務員が対応しています。なので、弁護士の数が多ければ比例して事務員が多くなります。そのため手続きが早く進んで、債務整理完了までの期間の短縮が期待できます。
早期解決を望んでいる方はここに注目してみましょう。
3.弁護士費用の料金体系が明確
弁護士費用の料金体系が明確になっているかをチェックします。
金額に関しては、実績のところで触れましたが、実績があるところは報酬額が高い傾向(ルールで決められた範囲内で)にあります。
債務整理でかかる費用と相場
債務整理の種類にもよりますので、全てが費用としてかかるわけではありません。また、事務所で独自の費用を設定しているところもあります。ここでは一般的な費用を掲載しています。
相談料
相談料は、債務整理の依頼前に弁護士と相談する時にかかる費用です。
相場:無料~初回無料(次回以降5000円)
着手金
相談して依頼することが決まった時点で支払うお金。依頼が成功、不成功に限らず支払う必要があります。
相場:20万円~30万円
実費
弁護士の交通費や切手代、自己破産の場合にかかる申立代などにかかる費用です。
報酬金
報酬金は依頼が成功した際にかかる費用で、債務整理の種類によっても金額が大きく変わります。また、報酬金をおおまかに分けると次のようになります。
成功報酬
債務整理に成功した場合の報酬です。債権者1社ごとにいくらという設定になっています。事務所によっては、基本報酬や定額報酬、解決報酬金などと呼んでいる場合もあります。
相場:1社につき2~3万円程度
減額報酬
借金額と債務整理によって減らすことができた借金額の差分に対して支払う報酬です。
例えば、350万円の借金を250万円まで減額出来た場合は、350万円-250万円で差額は100万円になります。
相場:減額分の10%程度
過払い報酬
取り戻せた過払い金の額に応じて支払う報酬です。
相場:
和解の場合は、回収額の20%以下
訴訟を行った場合は、回収額の25%以下
任意整理を行った事例
私が340万円の借金を任意整理した際にかかった費用は次の通りです。
基本報酬:37万8千円
減額報酬:0円
減額報酬が0円なのは一般的なクレジットカード会社だったので、引き直し計算をしても差額がほとんど無かったためです。
4.無料相談
債務整理を行う前に無料相談してくれるかをチェックしましょう。料金体系のところでも紹介しましたが、相談無料の場合と初回無料でその後の相談は数千円かかる事務所があります。
これから債務整理しようと悩んでいる場合は、数千円であっても貴重ですよね。信頼出来る事務所なのかも見極める為にも相談無料を選ぶのがよいでしょう。
無料相談についてはこちらの記事もおすすめです↓
借金問題は債務整理の無料相談を積極的に利用すべき
5.弁護士費用の分割払
債務整理を行うと弁護士へ支払う報酬額が結構かかります。そこで弁護士費用を分割払いにしてくれるところを選びましょう。多くの弁護士事務所は対応していますが、ここもチェックしておきたいポイントです。
また、何回まで分割払いに対応してくれるかも確認しましょう。ちなみに私は40万円弱の金額を計5回の分割払いにしました。以下の画像は実際に分割払いした時の金額です。
6.営業時間
弁護士事務所の多くは18時前後で営業時間終了、土日は休みというところが多いです。ですが、社会人の場合は18時に行ける人は少ないはずです。18時以降やっているか、土日に相談は可能かをチェックしましょう。
遅い時間や土日にやっている事務所がなくても、ネット上であらかじめ相談をしていれば少ない相談回数で債務整理が可能です。そんな時は、ネットでいつでも相談出来る弁護士事務所がおすすめです。
7.債務整理が完了した後の契約
債務整理後のアフターフォローがあるのかをチェックします。特に任意整理は3年~5年の間返済し続けるため、何かしらトラブルがあるかもしれません。そんな時は、債務整理を行ってもらえた弁護士さんに相談出来るのは心強いですよね。
近場に法律事務所がない、債務整理に強い弁護士を探すなら東京ロータス法律事務所に相談しましょう。
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